統合診断ができると、提案はどう変わるのか

「診断結果を伝える」ことがゴールになっていないか
ファッション診断の現場では、
- パーソナルカラー
- 骨格
- 顔立ち・印象
といった結果を丁寧に伝えることに力を注ぎがちです。
もちろん、正確に伝えることは大切です。
しかし、それだけでは実際の提案につながらないケースも多く見られます。
- 理解はできたが、選べない
- 情報は多いが、行動に移せない
- 結果は正しいはずなのに、使われない
この差を生むのが、「統合」の有無です。
外見要素がそろっても、提案が難しくなる理由
診断結果を一つひとつ見れば、
どれも間違ってはいません。
しかし実務では、
「では、この人には何をどう勧めるのか」
という判断が求められます。
- 色は合っているが、印象が強すぎる
- 形は合っているが、本人が落ち着かない
- テイストは合うが、シーンに合わない
これらはすべて、
診断結果同士の優先順位が定まっていない状態です。
統合診断がもたらす視点の変化
ベストファッション診断協会では、
診断結果を「並べる」のではなく、
一つの印象としてまとめて考えることを重視しています。
そのために行うのが、次の視点です。
- この人が最も大切にしたい印象は何か
- どの外見要素を軸にするべきか
- 性格・思考タイプと無理がないか
これらを合わせて判断をすると、
提案の方向性が自然に絞られていきます。
提案が変わると、クライアントの反応も変わる
統合された提案には、共通した特徴があります。
- 理由がわかりやすい
- 判断基準が明確
- 応用できるイメージが湧く
その結果、
「これなら選べそう」
「自分でも判断できそう」
という反応が生まれます。
これは、
提案された服そのものではなく、
考え方が伝わっている状態です。
正解を渡す提案から選べるようになる提案へ
統合診断の目的は、
一度きりの正解を渡すことではありません。
- なぜこの服なのか
- どこを見れば応用できるのか
- 何を変えれば印象が調整できるのか
こうした判断軸を共有することで、
クライアント自身が選べるようになります。
これは、
ファッション提案の満足度を大きく高める要素です。
イメージコンサルタントに求められる役割の変化
診断技術が広く知られるようになった今、
単に「診断できる」だけでは差別化が難しくなっています。
これから求められるのは、
- 情報を整理し
- 意味づけを行い
- 行動につなげる
翻訳者としての提案力です。
統合診断は、その土台となる考え方です。
統合できると、提案はシンプルになる
外見要素が増えるほど、
提案は複雑になるように思われがちです。
しかし実際には、
統合できるようになると、
提案はむしろシンプルになります。
ベストファッション診断™は、
診断結果を整理し、
使える提案へと変換するためのメソッドなのです。
ベストファッション診断™についてもう少し詳しく知りたい方へ
ベストファッション診断™は、外見の「似合う」だけでなく、
性格や思考タイプを含めた総合的な印象設計を大切にしています。
理論や考え方をより詳しく知りたい方は、
下記のページもあわせてご覧ください。

